お葬式・お悔やみの常識事典。これは知っておきたい!

不幸事は突然やってくるので普段から基礎知識を身につけておきましょう。このサイトでは「こんな時はどうする?」といった知識を紹介しています。

突然の訃報がきてもあわてないように

訃報、お葬式は突然やってきます。それは身内であったり、親しい知人、またあまり付き合いがない知人かもしれません。その時になってあわてないよう、また恥ずかしい思いをしないようにきちの基礎知識はわきまえておくべきでしょう。

今は核家族が多い時代です。昔は3世代、4世代の大家族が多く地域との関わりも密だったので、身近で不幸を経験することも多く、わからないことはお年寄りや目上の人から教わってきました。でも今はどうでしょう。なかなか身近で「死」という場面に直面することが少ないのではないでしょうか。大人になってから初めて経験する人もいると思います。

そうなった時にマナーのない振る舞いや「こうするものだ」という常識をはずれないように最低限のことは知っておく必要があります。

お葬式に関する知っておきたいことをまとめていますので参考にしてください。

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葬儀を行う立場になった時

もし遺族になってしまったら、決めなければいけないことがたくさんあります。

喪主は遺族の代表ですが、葬儀委員長は世話役のことです。世話役代表と呼ぶこともあり、遺族のことをよく知っていて信頼ができる人にお願いするのが一般的です。葬儀のすべてを取り仕切り、喪家側の人間として振る舞う立場になります。服装は喪服か、喪章をつけます。喪服を着ている時は喪章をつける必要はありません。逆に喪章をつける時は喪服でないほうが良いということになります。

喪主は遺族の代表なので故人に最も縁の深い人が務めます。夫婦の場合は配偶者、長男、次男、の順になります。男子がいない場合は長女、次女でも問題はありません。

次に年賀状についてです。喪中で年賀欠礼の挨拶状をださなかった人から年賀状が届いた場合があります。近親者が死亡した場合は一定の期間は喪に服しこれを「忌服」といいます。忌明けは四十九日まで、喪中は一周忌までとされています。

年賀状が届いてしまった場合は、松の内のあとに寒中見舞いを兼ねて「喪中につき返礼が遅れた」旨を知らせましょう。ちなみに喪中の挨拶状は12月初旬のうちに出しておきます。早い人は年賀状の準備を始めてしまいますからね。

■お坊さんへのお布施について

葬儀にかかった費用の領収証が必要な場合があります。それは遺産相続の時。遺産相続すると相続税がかかりますが、葬儀にかかった費用は控除の対象になるんです。そのために領収証はもらっておいたほうがよいですね。

お坊さんって領収証出してくれるのかな?と疑問に思いますが、お寺は宗教法人です。領収証が欲しいことを伝えればきちんと発行してもらえます。領収証が出せないというお寺があればそれはちゃんとした宗教法人ではないということになります。あらかじめ聞いておくと良いでしょう。

お坊さんにお布施を渡すタイミングですが、法要が終わってすぐに渡すのは失礼にあたります。報酬ではなく、謝意をあらわすものだからです。

ではいつ渡すかというと、日をあらためてお寺にうかがい、ご本尊へのお参りのあとに手渡しで渡します。お礼というのはその場ですぐに渡すのは失礼なことです。これはお布施にかぎらず普段の生活でも常識なので覚えておきましょう。ただ、講演会などは遠隔地であったりするのでやむを得ない事情があるときはその場で渡すしかありませんが本来は違うということです。

■香典返しについて

香典のお返しは「半返し」です。四十九日の法要が済んでから半額ぐらいのものをお返しにします。地域によっても違いがありますが、よくあるのはお茶っ葉ですね。またビールの詰め合わせなどもあります。

香典は半返しですが、中には福祉施設への寄付をもって香典返しに代えるという人もいます。でもこれはマナー違反にあたります。人のお金を勝手に寄付しているということになるからです。本来、香典はお香の代わりにお金を供えるもの。葬儀にはお金がかかるので、まわりの人が立替える意味で出すものです。立て替えてもらったお金は返すのが常識。寄付をもって香典返しとはしないようにしましょう。

■仏壇について

もし家が分家の場合、先祖代々の位牌は本家にあります。ご両親が健在となるとお墓はないですが、仏壇は必要です。仏壇はご本尊をまつる場所なので、本来仏教の家であれば仏壇があるのが普通です。

ご本尊は宗派によって違います。お経のとなえかたが違うのと同じです。南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経、などの違いがあります。現代は核家族化が進んでいて、家も一軒家ではなくマンションやアパートであったりするので仏壇がない家が多いように思えますが、本来は仏壇は必要なのです。

仏壇のお供え物は、にら、にんにく、ねぎ、らっきょう、はじかみは供えません。花ではとげのあるもの、毒をもっているもの、つるに咲く花は避けます。また、お酒を供えるのもいけません。仏教の五戒のひとつであるため、故人にはよくても仏様には良くありません。

お供えの基本は「五供」とよばれるもので、お香、生花、ろうそく、水、仏飯の五つです。ご飯は炊きたてのものを供えますが、朝ごはんはパン派という家はパンでもかまわないということです。

また仏壇を向ける方角はどの方角でも問題はありません。家の中で静かに拝める場所を選ぶということは大切ですが、北向きは良くない、本山に向ける、などは迷信なので方角に関してはどちらの方角でも大丈夫です。

■女性の喪服について

男性は黒い上下に黒いネクタイが正式になりますが女性は親族の一番近しい人は着物を着るもので、法要のごとに黒の色を薄くしていくといわれています。

女性の場合は妊婦さんという場合もあります。妊婦さんがお葬式に出る場合はおなかの中に鏡をしのばせておくものだといわれています。不幸事が赤ちゃんに渡らないようにという演技かつぎです。この時、鏡は外側を向けます。鏡に反射させるという意味合いがあるのでしょうね。しのばせておく場合は喪服に縫い付けます。

妊婦さんは出産してしまえば体型は戻るので、もし妊娠中に喪服を着る機会があった場合マタニティ喪服を着るか微妙なところです。もしお知り合いに持っている人がいれば借りるのもひとつの方法ですが、安いマタニティ喪服を買うのも良いでしょう。どうしてもマタニティがもったいないと思えば、おなかの部分を調整できる喪服を選ぶと良いでしょう。

また季節によっても着るものは変わります。2ピースかワンピースかはどちらでも良いです。ワンピースなら半袖のワンピースの上に長袖が着れるようなアンサンブルを選んでおくと春、夏、秋は対応できます。夏用の喪服は生地も薄くなっているので冬用は別に用意し、寒い場合は黒いコートを着るのが良いでしょう。

着物が必要な場合は家紋入りの着物を来ますが、家紋が特に決まっていない家もあります。その場合はこだわる必要はなく、有名な「五三桐」ですませてしまう人も多いようです。気にしなければどの家紋でもOKだということです。着物は仕立てから時間がかかるのでネットでできるところを利用するのが良いんじゃないでしょうか。

特に喪服が必要な時はバタバタしていることが多く、特に遺族の場合は喪服の準備どころじゃないでしょう。インターネットの通販を利用して喪服を用意するのが良いですよ。
【参考】喪服 レディースで検索したおすすめサイト

葬儀や喪服についての基礎知識は普段あまり気にしない分、知らなかった!ということのほうが多い気がします。マナー違反にならないようきちんとした知識をつけておきましょう。